銀嶺の麓亭

小説にゲームに、ひたすら自分の好きなものを作っています。アイコンは那智さんより頂きました。

ファイアーエムブレム風花雪月 プレイレポートその17

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本記事には、「ファイアーエムブレム風花雪月」のネタバレが含まれております。

未プレイの方は閲覧をお控え頂くか、閲覧した後に記憶を消して頂くようお願い致します。

 

 

 

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さあ今日も元気にやっていきましょう。

ドゥドゥーが帰って来たことで上機嫌です。

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馬術がCまで上がっていますね。

お前確か、最後に会った時はD+くらいじゃなかったか?

この五年間で、いっぱい練習したんだろうなあ……。

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この娘……やはり。

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このふたりのやる気と支援値を上げておくことは、戦略的に大きな意味を持ちます。

特に、飛行技能が遅れがちなセテスには、優先的に好物を食わせて個別訓練してやらねば。

高度教練もフェリクスから剣術を、アネットとメルセデスから理学を教えてもらうくらいのもので、いよいよもって散策ですることがなくなってきました。

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個別訓練の日。

ドゥドゥーにまたこうして馬術を教えられる日が来るとは……先生は感激です。

いつものように、最上級職に必要な技能を補強してあげます。

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自習技能はこんな感じ。

イングリットの槍術があと少しでAになるので、剣術と一緒に育てることにしました。

ドゥドゥーは五年前から引き続き馬術一本で。

それ以外は前回と一緒です。

グループ課題はドゥドゥーとアッシュに厩舎の管理をやらせることにしました。

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食材の質にこだわっている余裕などありませんし、ドゥドゥー以上に腕のいい料理人がそうそう見つかるとは思えません。

というわけでここは、料理の勉強会ですね!

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この日は講習。

セテスの槍術と斧術を大急ぎで補強します。

講師はもちろんギルベルトさん。

やる気も効率よくアップして、いい感じです。

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さて、あっという間に次の訓練の日。

シルヴァンの斧術に磨きをかけていきます。

できれば、銀の斧を扱えるBまで伸ばしたいところ。

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自習技能はこんな感じに。

イングリットがファルコンナイトを受験できるようになったので、剣術と指揮に切り替えました。

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早速クラスチェンジ(本当は先週できたけど)。

あとはセテスがドラゴンマスターになってくれれば、飛行ユニット部隊は完璧に仕上がるんですが……。

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この日は講習にしようかとも思いましたが、みんなのやる気(特に馬術が足りていない組)が欲しかったので、散策にします。

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フレンの馬術も悩みの種なんですよねえ……ホーリーナイトへの道は遠そうです。

指導レベルがAに上がって散策行動力が増えましたが、正直これ以上増えても……という感じではあります。

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訓練の日。

散策行動力と共に指導力も増えたので、食事に誘ってやる気を引き出し個別訓練する……という流れがますます鉄板になりますね。

ギルベルトさんが個別訓練だけでグレートナイトの条件を満たせそうだったので、上げ切ってしまいました。

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斧術に着手し始めたためか、シルヴァンからこんな提案が。

残念ながら、グレートナイト要員はもうふたりもいるんですよねえ……。

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月末の自由行動は講習がいいでしょう。

ギルベルトさんから、セテスに斧を教えてもらいます。

そして、月日は流れ。

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ミルディン大橋の霧が晴れるまでの間、なにやら話し込むギルベルトさんとロドリグ。

ダスカーの悲劇に、不審な点がいくつかあると言います。

陛下の後妻であるパトリシアの馬車には、争った形跡がなかったこと。

そのパトリシアの遺体だけが、見つからなかったこと。

連れ去られたにしては、政治的利用価値がない。

もしも、パトリシアが事件の根幹にかかわっているのだとしたら……。

ダスカーの悲劇は、なにか大きな事件の一端であるような……そんな気がすると、ロドリグは言います。

そんな中、急報が入ります。

ベレトたちが集まった、その先で見たものは。

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レスターの盟主に派遣した騎士の、死体でした。

同盟が打ち捨てていったものと見られます。

こちらと共闘する気はない、という意思表示なのでしょうか。

同盟にも諸侯様々の思惑がありますから、事の真相はわかりませんが、同盟との連合は難しくなったことでしょう。

そして、次の日。

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ギルベルトさんがグレートナイトになりました。

そして、いよいよグロンダーズ鷲獅子戦の再現が行われようとしています。

それぞれの思惑を胸に、いざ出撃。

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さて、戦闘準備です。

自軍は北に、帝国軍は南西を中心とした全域に、そして同盟軍は南東に布陣しています。

まさに、グロンダーズ鷲獅子戦の状況そのままです。

そして、異常とも言えるほどの能力を持ったエーデルガルトとクロード……。

なんなんですか、攻撃力70って。しかも応撃持ちって。

頭がいかれているとしか思えません。

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せっかくですから、ここはかつての学友同士だけでの出陣。

鷲獅子戦の完全なる再現と洒落込みましょう。

ベレトにギルベルトさんを、イングリットにセテスを副官としてつけています。

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敵をひとり残らず屠らなければ、収まらないディミトリ。

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酒の代わりに血を浴びるとは……と自嘲気味にこぼすクロード。

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もはやすっかり、王者の風格となったエーデルガルト。

三者三様の思いがぶつかる戦いが、幕を開けようとしています。

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まずはいつものように、ドゥドゥーを盾にしつつ微速前進。

ベルナデッタの弓砲台に、イングリットが狙われないようにだけ注意です。

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さすがの守備力。

西から来るパラディンを撃退したら、ベルナデッタ周辺の敵の排除にかかります。

来たるべき敵将との戦いに備え、あまり気は進みませんがディミトリに経験値を与えておきます。

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許せベルナデッタ、私は今からきみを殺さなくてはならない。

ドゥドゥーとディミトリで周辺の敵を排除しながら、弓砲台に迫ります。

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さようなら、ベルナデッタ……。

ともあれ、これで全員が進軍しやすくなりました。

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中央を制圧したことで、ペトラが進軍してきます。

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同盟軍も動き出します。

これはチャンス、一旦退いて帝国軍と相打ちしてもらいましょう。

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初期位置から来るとは命知らずめ。

とはいえ、背後を取られるのは危険です。

速やかに排除し、安全を確保しましょう。

ヒルダは倒しても死なないみたいですね。

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乱戦とか言いつつ、北にばっかり来ているような気がする同盟軍。

とはいえ、狙い通り同士討ちに持ち込むことはできました。

こちらは初期位置西の森に身を隠し、しばらく様子を見ましょう。

中央でレオニーが頑張っています。

なんと、リシテアのダークスパイクTがペトラに命中、一撃で撤退させてしまいました。

これは美味しい。だいぶ楽になりますね。

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ラファエルとイグナーツの部隊は、残念ながらこちらに狙いをつけてしまった様子。

仕方ありません、迎撃しましょう。

クロードがそのまま西進、ヒューベルトを一撃粉砕。いいぞ。

1ターンで殲滅するのは難しいので、せめて数を減らしましょう。

間違っても、クロードの攻撃範囲にだけは入らないように。

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さようなら、ラファエル……。

同盟軍の将の中で最も危険なのは、ドゥドゥーで防げないリシテアです。

よって、クロードが帝国軍相手に遊んでいる隙に最優先で排除しにかかります。

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さようなら、リシテア……。

彼女さえ倒せば、あとはドゥドゥーで安全に戦えます。

レオニーはせっかくなので、ジェラルト仕込みの剣術で眠らせてあげましょう。

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これで……終わりだ。

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さようなら、レオニー……。

あの世でジェラルトによろしくな。

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さようなら、イグナーツ……。

これで同盟軍は、クロードただひとりを残すのみとなりました。

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帝国軍を相手に、単身暴れまわるクロード。

しかし、倒れるのは時間の問題でしょう。

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彼の唯一の武器、フェイルノートが壊れました。

勝負ありです。

こちらも改めて進軍を再開します。

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丘に登ると、エーデルガルトが火計を発動しました。

しかし、随分としょぼい火計です。

ガルグ=マクで私たちがやったのと同じくらいのをやってから、ものを言ってほしいですね。

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炎のブレスを受けて沈むクロード。

彼にはもう少し暴れてほしかったですが、まあ充分でしょう。

おこぼれをもらう形で、一匹目の魔獣撃破。

二匹目は斧弱点なので、ドゥドゥーの手斧で反撃して障壁を一枚割り、返しのターンでラッシュをかけてアーマーブレイクして楽勝。

さあ、残すはエーデルガルトただひとりです。

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ディミトリにアラドヴァルを持たせ、ありったけの支援をかき集めていざ勝負。

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まずは小手調べとばかりに、計略で攻撃してきました。

あいにくこちらには、小手調べに付き合っている余裕はありません。

フレンのリザーブで一気に回復し、一気に仕留めます。

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これでおしまいです。

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惜しくもエーデルガルトの首を取るには至りませんでしたが、なんとか勝利をもぎ取ることができました。

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思い出の地で、たくさんの命が失われました。

とても、悲しい戦いでした。

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なおもエーデルガルトを追おうとするディミトリに対し、帝国軍の後詰が迫っているからと制止するロドリグ。

そこへ現れたのは……

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村娘の刃は、たちまちディミトリを貫きます。

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怨嗟の声と共に、再びディミトリに刃を突き立てようとする村娘。

そこへ……

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ロドリグがディミトリをかばった隙に、ベレトの剣が村娘を捉えました。

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そして。

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自分が受けるべき報いだった、お前も俺のせいで死ぬのか……と泣くディミトリに対し、ひとつ思い違いをしているとロドリグは言います。

誰も、あなたのために死んだのではない。私は私の信念のために死ぬのだ……と。

そして、あなたの命はあなたのもの。あなたの信念のために使いなさい、とも。

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ランベールとの記憶が、ロドリグの脳裏に蘇ります。

ロドリグは、ランベールとの約束を立派に果たしました。

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なおも単身、帝都へ向かおうとするディミトリ。

ベレトは、まっすぐな瞳で彼を見つめます。

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九年前の悲劇から、ディミトリの目的は死者に報いることに染まってしまいました。

士官学校での日々も、それだけが目的でした。

彼はもう、充分すぎるほど苦しんできました。

人ひとりが背負うにはあまりにも重い無念を、彼はずっと抱えて生きてきたのです。

もうそろそろ、自分を許してあげてもいい頃です。

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ロドリグの言う通りです。

自分の信念のために生きればいい。

ディミトリはなおもためらいます。人殺しの化け物に成り下がった自分に、そんな生き方が許されるのか……と。

ベレトはそんな彼に、そっと手を差し伸べます。

温かな手を。

そして、あくる日の朝……

グロンダーズでの勝利は大きいものの、ロドリグの死をはじめ、兵力や物資の損耗があまりにも手痛く、帝都への進撃は難しいとのこと。

頼れる諸侯ももうアテがない今、どうしたものか……と皆が考えていると。

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ディミトリが現れ、皆に頭を下げます。

特に、父親を失ったフェリクスには謝罪の言葉もないと。

それを口にすると、フェリクスはそんなものは最初から求めていない、行動で示せと言います。

ディミトリもそれは理解しています。過ちは、正しい行いで埋め合わせをするしかないのです。

そして……

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王都へ向かえば、皇帝の首は遠のきます。

それでもディミトリは、王都へ向かうと言います。

皇帝を憎む気持ちは、変わりません。

それでも、彼の命は彼のものであり、彼の信念のためにあります。

そして、その命を懸けてでも、彼には成し遂げたいことがあるのです。

そのために、まずは王都を奪還すると。

皆も異存はないようです。

フェリクスは、親父殿のぶんまで力を貸してやってもいいとまで言います。

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久しぶりに、フェリクスがディミトリを名前で呼んでくれました。

もう、妄執にとらわれ突っ走るだけの猪ではありません。

話はまとまりました。

次なる目的地は、王都フェルディア。

さあ、軍議を始めましょう……!

 

ディミトリが無事に立ち直れたところで、今回はここまで。