【ご案内】
本記事には、「ファイアーエムブレム風花雪月」のネタバレが含まれております。
未プレイの方は閲覧をお控え頂くか、閲覧した後に記憶を消して頂くようお願い致します。
さあ今日も元気にやっていきましょう。
ドゥドゥーが帰って来たことで上機嫌です。
馬術がCまで上がっていますね。
お前確か、最後に会った時はD+くらいじゃなかったか?
この五年間で、いっぱい練習したんだろうなあ……。
この娘……やはり。
このふたりのやる気と支援値を上げておくことは、戦略的に大きな意味を持ちます。
特に、飛行技能が遅れがちなセテスには、優先的に好物を食わせて個別訓練してやらねば。
高度教練もフェリクスから剣術を、アネットとメルセデスから理学を教えてもらうくらいのもので、いよいよもって散策ですることがなくなってきました。
個別訓練の日。
ドゥドゥーにまたこうして馬術を教えられる日が来るとは……先生は感激です。
いつものように、最上級職に必要な技能を補強してあげます。
自習技能はこんな感じ。
イングリットの槍術があと少しでAになるので、剣術と一緒に育てることにしました。
ドゥドゥーは五年前から引き続き馬術一本で。
それ以外は前回と一緒です。
グループ課題はドゥドゥーとアッシュに厩舎の管理をやらせることにしました。
食材の質にこだわっている余裕などありませんし、ドゥドゥー以上に腕のいい料理人がそうそう見つかるとは思えません。
というわけでここは、料理の勉強会ですね!
この日は講習。
セテスの槍術と斧術を大急ぎで補強します。
講師はもちろんギルベルトさん。
やる気も効率よくアップして、いい感じです。
さて、あっという間に次の訓練の日。
シルヴァンの斧術に磨きをかけていきます。
できれば、銀の斧を扱えるBまで伸ばしたいところ。
自習技能はこんな感じに。
イングリットがファルコンナイトを受験できるようになったので、剣術と指揮に切り替えました。
早速クラスチェンジ(本当は先週できたけど)。
あとはセテスがドラゴンマスターになってくれれば、飛行ユニット部隊は完璧に仕上がるんですが……。
この日は講習にしようかとも思いましたが、みんなのやる気(特に馬術が足りていない組)が欲しかったので、散策にします。
フレンの馬術も悩みの種なんですよねえ……ホーリーナイトへの道は遠そうです。
指導レベルがAに上がって散策行動力が増えましたが、正直これ以上増えても……という感じではあります。
訓練の日。
散策行動力と共に指導力も増えたので、食事に誘ってやる気を引き出し個別訓練する……という流れがますます鉄板になりますね。
ギルベルトさんが個別訓練だけでグレートナイトの条件を満たせそうだったので、上げ切ってしまいました。
斧術に着手し始めたためか、シルヴァンからこんな提案が。
残念ながら、グレートナイト要員はもうふたりもいるんですよねえ……。
月末の自由行動は講習がいいでしょう。
ギルベルトさんから、セテスに斧を教えてもらいます。
そして、月日は流れ。
ミルディン大橋の霧が晴れるまでの間、なにやら話し込むギルベルトさんとロドリグ。
ダスカーの悲劇に、不審な点がいくつかあると言います。
陛下の後妻であるパトリシアの馬車には、争った形跡がなかったこと。
そのパトリシアの遺体だけが、見つからなかったこと。
連れ去られたにしては、政治的利用価値がない。
もしも、パトリシアが事件の根幹にかかわっているのだとしたら……。
ダスカーの悲劇は、なにか大きな事件の一端であるような……そんな気がすると、ロドリグは言います。
そんな中、急報が入ります。
ベレトたちが集まった、その先で見たものは。
レスターの盟主に派遣した騎士の、死体でした。
同盟が打ち捨てていったものと見られます。
こちらと共闘する気はない、という意思表示なのでしょうか。
同盟にも諸侯様々の思惑がありますから、事の真相はわかりませんが、同盟との連合は難しくなったことでしょう。
そして、次の日。
ギルベルトさんがグレートナイトになりました。
そして、いよいよグロンダーズ鷲獅子戦の再現が行われようとしています。
それぞれの思惑を胸に、いざ出撃。
さて、戦闘準備です。
自軍は北に、帝国軍は南西を中心とした全域に、そして同盟軍は南東に布陣しています。
まさに、グロンダーズ鷲獅子戦の状況そのままです。
そして、異常とも言えるほどの能力を持ったエーデルガルトとクロード……。
なんなんですか、攻撃力70って。しかも応撃持ちって。
頭がいかれているとしか思えません。
せっかくですから、ここはかつての学友同士だけでの出陣。
鷲獅子戦の完全なる再現と洒落込みましょう。
ベレトにギルベルトさんを、イングリットにセテスを副官としてつけています。
敵をひとり残らず屠らなければ、収まらないディミトリ。
酒の代わりに血を浴びるとは……と自嘲気味にこぼすクロード。
もはやすっかり、王者の風格となったエーデルガルト。
三者三様の思いがぶつかる戦いが、幕を開けようとしています。
まずはいつものように、ドゥドゥーを盾にしつつ微速前進。
ベルナデッタの弓砲台に、イングリットが狙われないようにだけ注意です。
さすがの守備力。
西から来るパラディンを撃退したら、ベルナデッタ周辺の敵の排除にかかります。
来たるべき敵将との戦いに備え、あまり気は進みませんがディミトリに経験値を与えておきます。
許せベルナデッタ、私は今からきみを殺さなくてはならない。
ドゥドゥーとディミトリで周辺の敵を排除しながら、弓砲台に迫ります。
さようなら、ベルナデッタ……。
ともあれ、これで全員が進軍しやすくなりました。
中央を制圧したことで、ペトラが進軍してきます。
同盟軍も動き出します。
これはチャンス、一旦退いて帝国軍と相打ちしてもらいましょう。
初期位置から来るとは命知らずめ。
とはいえ、背後を取られるのは危険です。
速やかに排除し、安全を確保しましょう。
ヒルダは倒しても死なないみたいですね。
乱戦とか言いつつ、北にばっかり来ているような気がする同盟軍。
とはいえ、狙い通り同士討ちに持ち込むことはできました。
こちらは初期位置西の森に身を隠し、しばらく様子を見ましょう。
中央でレオニーが頑張っています。
なんと、リシテアのダークスパイクTがペトラに命中、一撃で撤退させてしまいました。
これは美味しい。だいぶ楽になりますね。
ラファエルとイグナーツの部隊は、残念ながらこちらに狙いをつけてしまった様子。
仕方ありません、迎撃しましょう。
クロードがそのまま西進、ヒューベルトを一撃粉砕。いいぞ。
1ターンで殲滅するのは難しいので、せめて数を減らしましょう。
間違っても、クロードの攻撃範囲にだけは入らないように。
さようなら、ラファエル……。
同盟軍の将の中で最も危険なのは、ドゥドゥーで防げないリシテアです。
よって、クロードが帝国軍相手に遊んでいる隙に最優先で排除しにかかります。
さようなら、リシテア……。
彼女さえ倒せば、あとはドゥドゥーで安全に戦えます。
レオニーはせっかくなので、ジェラルト仕込みの剣術で眠らせてあげましょう。
これで……終わりだ。
さようなら、レオニー……。
あの世でジェラルトによろしくな。
さようなら、イグナーツ……。
これで同盟軍は、クロードただひとりを残すのみとなりました。
帝国軍を相手に、単身暴れまわるクロード。
しかし、倒れるのは時間の問題でしょう。
彼の唯一の武器、フェイルノートが壊れました。
勝負ありです。
こちらも改めて進軍を再開します。
丘に登ると、エーデルガルトが火計を発動しました。
しかし、随分としょぼい火計です。
ガルグ=マクで私たちがやったのと同じくらいのをやってから、ものを言ってほしいですね。
炎のブレスを受けて沈むクロード。
彼にはもう少し暴れてほしかったですが、まあ充分でしょう。
おこぼれをもらう形で、一匹目の魔獣撃破。
二匹目は斧弱点なので、ドゥドゥーの手斧で反撃して障壁を一枚割り、返しのターンでラッシュをかけてアーマーブレイクして楽勝。
さあ、残すはエーデルガルトただひとりです。
ディミトリにアラドヴァルを持たせ、ありったけの支援をかき集めていざ勝負。
まずは小手調べとばかりに、計略で攻撃してきました。
あいにくこちらには、小手調べに付き合っている余裕はありません。
フレンのリザーブで一気に回復し、一気に仕留めます。
これでおしまいです。
惜しくもエーデルガルトの首を取るには至りませんでしたが、なんとか勝利をもぎ取ることができました。
思い出の地で、たくさんの命が失われました。
とても、悲しい戦いでした。
なおもエーデルガルトを追おうとするディミトリに対し、帝国軍の後詰が迫っているからと制止するロドリグ。
そこへ現れたのは……
村娘の刃は、たちまちディミトリを貫きます。
怨嗟の声と共に、再びディミトリに刃を突き立てようとする村娘。
そこへ……
ロドリグがディミトリをかばった隙に、ベレトの剣が村娘を捉えました。
そして。
自分が受けるべき報いだった、お前も俺のせいで死ぬのか……と泣くディミトリに対し、ひとつ思い違いをしているとロドリグは言います。
誰も、あなたのために死んだのではない。私は私の信念のために死ぬのだ……と。
そして、あなたの命はあなたのもの。あなたの信念のために使いなさい、とも。
ランベールとの記憶が、ロドリグの脳裏に蘇ります。
ロドリグは、ランベールとの約束を立派に果たしました。
なおも単身、帝都へ向かおうとするディミトリ。
ベレトは、まっすぐな瞳で彼を見つめます。
九年前の悲劇から、ディミトリの目的は死者に報いることに染まってしまいました。
士官学校での日々も、それだけが目的でした。
彼はもう、充分すぎるほど苦しんできました。
人ひとりが背負うにはあまりにも重い無念を、彼はずっと抱えて生きてきたのです。
もうそろそろ、自分を許してあげてもいい頃です。
ロドリグの言う通りです。
自分の信念のために生きればいい。
ディミトリはなおもためらいます。人殺しの化け物に成り下がった自分に、そんな生き方が許されるのか……と。
ベレトはそんな彼に、そっと手を差し伸べます。
温かな手を。
そして、あくる日の朝……
グロンダーズでの勝利は大きいものの、ロドリグの死をはじめ、兵力や物資の損耗があまりにも手痛く、帝都への進撃は難しいとのこと。
頼れる諸侯ももうアテがない今、どうしたものか……と皆が考えていると。
ディミトリが現れ、皆に頭を下げます。
特に、父親を失ったフェリクスには謝罪の言葉もないと。
それを口にすると、フェリクスはそんなものは最初から求めていない、行動で示せと言います。
ディミトリもそれは理解しています。過ちは、正しい行いで埋め合わせをするしかないのです。
そして……
王都へ向かえば、皇帝の首は遠のきます。
それでもディミトリは、王都へ向かうと言います。
皇帝を憎む気持ちは、変わりません。
それでも、彼の命は彼のものであり、彼の信念のためにあります。
そして、その命を懸けてでも、彼には成し遂げたいことがあるのです。
そのために、まずは王都を奪還すると。
皆も異存はないようです。
フェリクスは、親父殿のぶんまで力を貸してやってもいいとまで言います。
久しぶりに、フェリクスがディミトリを名前で呼んでくれました。
もう、妄執にとらわれ突っ走るだけの猪ではありません。
話はまとまりました。
次なる目的地は、王都フェルディア。
さあ、軍議を始めましょう……!
ディミトリが無事に立ち直れたところで、今回はここまで。