【ノアの休日#3】アークナイツWebオンリーイベントに行ってきたよというお話
春の陽気と冬の寒気が交互に顔を出す季節になりましたね。
そんな私は年がら年中アモルファスです。
去る3月25日、アークナイツWebオンリーイベント【ノアの休日#3】に参加してきました。
Webオンリーとはなんぞや、という方のためにかいつまんで説明しますと、pictSQUAREというウェブサービスを利用して、オンライン上で同人誌即売会っぽいことができるというもの。
このウェブサービスが大変よくできていまして、なんと画面上のキャラを自分で操作して、ゲームの世界でお店に入るみたいにサークルを回れちゃうんです!
で、そんなpictSQUAREを使ってアークナイツの非公式オンリーイベントをやっちゃおう、という企画がノアの休日というわけなのです。
画面上を駆け回って気になるサークルのスペースに入り、中のテーブルを調べて外部リンクを開くと、サークル主さんの通販サイトへ飛んで素敵な展示品と出会える……というワケ。
さらに自分のキャラだけでなく、その時イベントに参加している他の人のキャラもリアルタイムでちょこちょこ動き回るので、みんなでワイワイ参加している臨場感もちゃんと味わえます。
背景の椅子に集団で座っている人たちもいました(笑)。
とまあ、ここまでWebオンリーというものの説明を行ってきたわけなんですが。
このたび私アモルファスは、本イベントにサークル【銀嶺の麓亭】として出展側で参加してまいりました、というお話なんです。
元々このノアの休日は過去に二回開催されていまして、今回は三回目となります(タイトルの#3というのはそういう意味ですね)。
その二回目の開催に私がよくお世話になっているTwitterフォロワーさんが出展されるとのことで、ならばと私も一般参加者としておもむいたわけなのですが、これがまあ面白いのなんの。
ただでさえイベントに縁遠い地方民、それも昨今は例のコロナ禍ときて、創作イベントにかかわる機会は当分なさそうだなあと当時の私は考えていたのですが。こんな身近にその機会が転がっていたとは、まさに青天の霹靂でした。それも私が絶賛大ハマり中のアークナイツ。
「次は自分がここに作品を置いてみたい」と思うようになるのも、時間の問題でした。
そうして巡ってきたノアの休日第三回。不慣れながらもサークル参加手続きを進め、期日ぎりぎりになりながらも作品を仕上げ、展示したものがこちらです。
#アークナイツ #arknights 手折れゆく者たちへの挽歌 - アモルファス@銀嶺の麓亭の小説 - pixiv
そうです、小説ですね。元々文章を書くのが好きでしたし、それ以外にこれといった創作スキルを持ち合わせていないので、出るならこれしかないなと。
ちなみにこの作品はイベント期日に合わせてpixivへ投稿したもので、イベントが終わった今でもpixivへ行けば普通に読めます。ノアの休日は無料配布や展示のみといった出展方式でもOKなので、今回その形を取ったわけですね。
それで気になる作品の閲覧数ですが……
イベント終了から一夜明けて、pixivでの閲覧数74、いいね4、ブックマーク5。
……うん、上出来ですね。非の打ちようもない大収穫といえるでしょう。
これは今回のイベントへの参加動機にもかかわってくるお話なのですが、私アモルファス、ここ数年まともな創作活動をしておりませんでした。
以前はよく小説を書いたりゲームを作ってみたり、TRPGのシナリオを書いたりなんかもして、文章にかかわることなら手広くやってきたのですが、いろいろあって最近はめっきり生産的なことができておらず。これではいかんと思い立ったように筆を執ってみても、形になりきらなくて中途半端になっちゃったりと、まあ創作家を標榜するのもはばかられる体たらくだったわけです。
そんなわけで、ノアの休日に参加するにあたっての私の目標は、とにかく作品を仕上げることでした。不出来でもいい、評価されなくてもいいから、ひとまず他人に見せられるものを完成させて、イベントに出展するサークル主として恥ずかしくない体裁だけは保とうと。
なにも作れない自分をさっさと脱却して、素敵な創作家の人々が集う舞台へ帰りたいと、その一心で老体に鞭打って筆を動かしていたわけです。
従って、期日目前に作品を書き上げてpixivへ投稿を済ませた時点で、本イベントにおける私の目的はほぼ達成したようなものでした。リアルの即売会と違って、Webオンリーイベント中はサークル主が特に何かする必要はないので、直前のケツに火がついた日々とは打って変わって気楽なものでした(笑)。
言ってしまえば、私は作品を作れる自分に戻れたことで満足して、作品そのものの評価は気にしないことにしよう、という気分だったわけです。もちろん多くの人に喜んでもらえたら嬉しいですけど、今回の目標はいわば己との闘いを制することだったので。
そんな中で作ったものが、実に74人もの読者の目に留まり、4人が「いいね」と言ってくれて、5人が後で読もうと思ってくれたわけですから、これは凄いことです。
自分が作るものの価値っていうものは、案外自分ではわからないものだよな、という思いを新たにしましたね。
なんだか湿っぽい話になってしまってすみません(笑)。
とにかくこうした新鮮な機会に、文章をやる人間としての勘を取り戻せてよかったです。
ノアの休日を企画運営してくれた方、私を誘ってくれたフォロワーさん、作品を手に取ってくれた皆さんに改めて感謝したいですね。
この調子で今後もまた、いろんなジャンルで気の向くままに活動できたらいいなあ。
それではまたどこかでお会いしましょう。