銀嶺の麓亭

小説にゲームに、ひたすら自分の好きなものを作っています。アイコンは那智さんより頂きました。

神頼みしてきました

今回はちょっと真面目な記事です。

 

先日、親しくして頂いているフォロワーさんが怪我をされました。

治療は受けられているそうですが、後遺症が残るかもしれないとのこと。

 

この話を聞いた時、私は居ても立ってもいられず、とにかく何か行動を起こさねばならない気がしたのです。

 

そうしてやってきたのがここ、

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盛岡八幡宮です。

身バレするって? 知らんな。

 

この盛岡八幡宮には、八幡大神を祀った本殿をはじめとする多数の社が存在するのですが、今回私が参拝してきたのはこちら。

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人間の五臓六腑を司る神様を祀った、その名もずばり「健康神社」。

病気の予防や回復にご利益がある神社だそうですが、怪我の治療もやはり健康にかかわる大事なこと。

ちょっと専門外かもしれませんが、きっと神様も聞き入れてくださることでしょう。

 

天津祝詞も唱えてきました。どうせやるなら本格的にね。

天津祝詞について詳しくは各自でおググり頂きたいと思いますが、簡単に説明すれば、

『神様、どうか罪や穢れをお祓いください。この願いを天津神国津神もすべての神様と共にお聞き入れください』

といった意味の言葉です。

これを、二礼二拍一礼のあとに社の前で唱えます。正直ちょっと恥ずかしかった。

 

ここまで書いておいてなのですが、この神頼みでフォロワーさんのお怪我が良くなるとは、思いません。

もちろん、参拝する時はそのつもりで行いました。正直、普段そこまで信心深くない私ですら、この時ばかりは本気で神様を信じたいと思いました。

しかし、この神頼みが直接なにか怪我の治療になるわけではありません。所詮は、私自身がなにかためになることをしたつもりになるための、偽善にすぎないわけです。「やらない善より、やる偽善」と思い、結局実行には移したんですけどね。

そういうわけで、「自分にやれることはやった」とは言いません。「やれることが他になかった」だけですからね。

 

神頼みした後でこんなこと言うのもアレですが、私ははっきり言って、神様を今猛烈に恨んでいます。

酷い目に遭わせるなら私でいいじゃないか。

どうして私より誠実で、未来のある若者がつらい思いをさせられて、大した取り柄のない私みたいな奴がのうのうと暮らしているのか。

願掛けする前に、まずここのところを神様に問いただしてくれば良かったと、帰る道すがら後悔しました。

 

ところで、不幸中の幸いというべきか、実は私にはまだ、彼のためにできることがあります。

正確に言えば、「ひょっとしたら彼のためになるかもしれないこと」に過ぎませんが。

 

さて、咲SSを書かなくては。