ファイアーエムブレム風花雪月 プレイレポート最終回
【ご案内】
本記事には、「ファイアーエムブレム風花雪月」のネタバレが含まれております。
未プレイの方は閲覧をお控え頂くか、閲覧した後に記憶を消して頂くようお願い致します。
帝都市街を制圧し、遂に皇帝エーデルガルトの元へとたどり着いた前回。
そこで待っていたのは、我々のよく知るエーデルガルトは見る影もない、変わり果てた姿の異形の生命体でした。
戦闘準備です。
敵将、覇骸エーデルガルトは攻撃範囲がなんとマップ全域に及び、猛撃・骸花で防御無視の動揺攻撃を行ってくるという超難敵。
さらに、障壁を剥がしてもアーマーブレイクせず毎ターン復活し、スキル「双紋章」によって二回行動を行ってくる上、「魔物特効無効」まで持っているという反則の塊みたいな敵です。
通常攻撃の威力はさほどではないことと、猛撃の射程はマップ全域じゃないのが、せめてもの救いでしょうか。
東に陣取る謎の敵。
彼らは一体……?
電光石火の進軍を行います。
長引けば長引くほど、不利になっていきます。
アッシュやシルヴァンで初期配置西の敵を排除していき、狭い入口から小部屋へ一気になだれ込みます。
西の小部屋を制圧したら、次は北の小部屋、中央の大広間、東の小部屋の順で攻略していきます。
逆S字を描くような進軍ルートを取ります。
まずは北の小部屋。
全体的に魔法職が多いので、フレンで釣り出して撃破していきます。
魔獣は剣弱点なので、イングリットで障壁を剥がして魔法ラッシュで。
魔道砲台を潰しました。
同時に、イングリットがメティオの範囲内に入りました。
このままメティオを枯らすまで、この部屋で凌ぎます。
おっと、これは急がねば。
中央大広間の制圧に着手します。
エーデルガルトは何故か、ダメージや命中率が低い相手ばかりを狙ってくれます。
ただ、二発目の攻撃がメルセデスに来るのは怖い。
急ぐ必要が出てきたので、イングリットで素早くメティオ持ちを倒します。
再移動でスナイパーの攻撃範囲からギリギリ逃れられます。
イングリットが玉座の間に進入したことで、エーデルガルトが何か言い始めました。
今まで使っていた超遠距離通常攻撃をやめてしまいます。
ミュソンなる謎の人物をここで倒しておきます。
こいつの持つボーアXは射程が10ある上に、命中した相手のHPを1にしてしまう、大変危険な魔法です。
早いところ排除してしまわないと満足に動けないので、アッシュのロングボウで狙撃。
これで安心して動けます。
ミュソンを撃破したことで、謎の兵たちが撤退していきます。
彼らは一体……いや、おおかた見当はついていますが。
ともかく、これで残るは物理攻撃だけになったので、ドゥドゥー戦法に切り替えます。
その間に、階段を制圧して増援を塞いでおきました。
イングリットのショートスピアが壊れてしまったので、一旦ベレトの元に戻って輸送隊から新品を受け取っておきます。
弓砲台の排除完了。
さあ、いよいよ残すは敵将のみです。
異形に身を堕としてまで、己が覇道を突き進まんとするエーデルガルト。
彼女の思いに応えるべく、ディミトリは槍を構え直します。
まずは計略で障壁を剥がし、ディミトリの強烈な攻撃を叩き込みます。
猛撃が来そうになったら、敵の射程外に逃げれば飛んできません。
行け、ディミトリ。
行け、イングリット。
これで……終わりです。
エーデルガルトの敗北。
ディミトリの、ベレトの、みんなの勝利です。
異形が、朽ち果てていきます。
残されたのは、うなだれるエーデルガルトの姿。
彼女は眠りから目覚めたかのように、穏やかに目を開きます。
その目の前には、ディミトリの手が優しく差し伸べられていました。
エーデルガルトは小さく微笑み……
投げ放たれたのは、あの短剣。
しかしそれが、ディミトリの命に至ることはありませんでした。
それと同時に、ディミトリのアラドヴァルがエーデルガルトを貫いていたからです。
血にまみれた短剣を、エーデルガルトの元へ残して去っていくディミトリ。
振り返ろうとするディミトリを、ベレトが制止します。
そしてふたりは、光と歓声の中に戻っていきました。
帝都アンヴァルが陥落したことで、アドラステア帝国は滅亡。
五年半に及ぶ戦乱の世は幕を閉じ、フォドラは新たな泰平の時代を迎えようとしています。
王道をもってそれを成し遂げんとするのは、ファーガス神聖王国の国王ディミトリ。
それを側で支えるのは、教会の新たな大司教だったといいます。
そして、月日は流れ……
女神の塔。懐かしいですね。
五年前にもこうして、彼女と共に訪れたものです。
戦いが終わって、いろいろあって。
毎日それなりに楽しかったけれど、なんだかずっと落ち着かないんだとか。
ベレトはその言葉の意味を測りかね、問いかけます。
ベレトと共に過ごしていると、自分が自分でいられると語るアネット。
うんうん。
なになに。
おいおい。
心配することはないって。
何故なら……
彼女の言いたいことはわかります。
何故って、ベレトも同じ気持ちだから。
つまり、そういうことです。
その言葉を告げると、途端に泣き出してしまうアネット。
ベレト、これにはびっくり。
彼女も不安だったようです。
嫌いだと言われたらどうしようか、と。
安心したら、涙が出てきちゃったみたいですね。
うん、私も大好きだよ。
これからもずっと一緒にいましょう。
約束です。
めでたし、めでたし。
完走した感想はあとがきとして別記事に書きたいと思いますので、そちらをご覧ください。
それでは、ここまで読んで下さりありがとうございました。